일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

文学こそ、人々の信ずる処に従えば、この一般的な人間性に関するものでなければならぬ、何も別に歴史学が芸術であるとか、政治行動が文学修業になるとかいうのではないが、歴史が凡ての人間的行動や観念や所産を包括し、政治が凡ての人間的行動や観念や所産を代表するという点で、人間生活の最も日常的な普遍的な側面をなしているから、いずれも文学的特色を持つというのである。文学とは蓋し、一般的な人間のアンジッヒな静態を云い表わす言葉なのだ。――以上が広範な意味に於ける文学というものの一般的な従って形式的な概念なのである。

だが、こう云って了えば文学という特別な言葉は不用になり、従って無意味になって了うだろう。併し実は、こういう風に一般的でありながら、おのずから又、特殊な領域を構成出来るという事実があるからこそ、この一般的なものを、特に文学として特色づける必要があるのである。文学というのは生活という一般的なもの自身の性質だ、その点では之は一般的なものである。併し文学というものは生活というものの一つの性質なのだ、その点では之は特殊なもので、他のものと対立しなければならぬ。――文学は科学乃至学問と対立する。