일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しそうとしてのぶんがく

思想としての文学

戸坂 潤

戸坂 潤의 思想としての文学(しそうとしてのぶんがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 209,809자 · 408화면

아오조라 문고

古くは天体ばかりを仰いで路を歩いて溝に落ちたタレスや、近くは日露戦争を知らなかった帝大の物理学者などがその例に引かれる。科学を社会生活と無関係な高遠なものと決めてかかっているのである。こういう考えが如何に無知の現われであるかは云うまでもないので、現にタレスは相場で金を儲けたし、例の物理学者は後には最も政治的手腕のある大学総長になっている。自然科学者は今日、決してそんなに非常識ではない。それどころではなく、彼らは例の迷信を極めて有利に利用する程、それ程賢明なのである。世間が科学や技術を中立的な超政治的なものだと決めている迷信を利用して、自己の政治的局外中立を合理化そうと力める。科学は純粋でなければならぬ、政治的関心は云うまでもなく、啓蒙的な興味やジャーナリスティックな意図をさえ、もつ必要がないし又持ってはならない、と彼らは宣言する。併し実際には科学者は科学をそういうものとして自覚しているのではない。その点で科学者は素人と完全に区別されるだろう。彼らはその中立的な超政治的な労作を、如何に現代社会の支配勢力のために寄与せねばならぬかということを、充分知っている。