일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

個性はまちまちでも、ときを得ぬ野性の地下人たることと、不平の吐け口の見つからない悪童どもであることだけは、一色であった。

『おい、主殿。もうそろそろ現われそうなものじゃないか。焦らすなよ、余りには』

『なにを? ……』主の渡は、佐藤義清のまえにすわって、銚子をすすめながら、そら耳に答えたまま、なお義清とむつみつづけていた。

静かで、杯盤も取りみださず、ひとりつつましやかな客は、佐藤義清だけだった。杯を唇にふくみながら、その義清が、主へいうには。――かつて上西門院の御歌会にうかがったおり、袈裟どのの歌も選に入って、よそながら歌の上では、早くから袈裟御前のおん名は存じあげている。人妻となられては、なかなか和歌の道に、かかずらってもいられますまいが、惜しい御才能です。せめて歌の会ぐらいには、せいぜい、出席させてあげてください。おたがい、武弁の輩に、もっとも欠けているのは、文事を解さぬというよりは、軽視の風が先に立つことです。その点で、武夫文妻は、松に添えて菊を描いたような画趣ともいいましょうか、めでたいお契りです。……羨望にたえません。連中がああして、嫉いているのも、理由のないことではありませんよ。