일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

『いや、秋の月よりは、厨の月をこそ、われらは見たい。主どのが、召されねば、召されぬもよし――だ。たれぞ、立って、客どもの意を体し、これへお連れして参られよ』

おうと答えて、おもしろ半分に、ひとりは、よろめき立って、台所へ通う渡り廊下へかかろうとした。主の渡は、追いかけて、見せるみせると、連れもどった。客どもは、興に入って、きっと召されるかと、念を押す。――渡はすこしあらたまって、しかし、自分は武者である、わが妻はまた、白拍子や遊君ではない。武者の妻を御見に入れるのだから、そのようにして、いま、会っていただこう。……しばらくお待ちねがいたいと、客どもをおいて、自身、厨の妻へ、告げに行った。

ほどなく、渡は、戻って来て、縁の端に座し、そこから客たちへ、こういった。

『春以来、心をこめて、飼うて来た効があり、御承知の、武蔵青毛の四歳駒。秋にのぞんで、ひと際、駿足の敏をあらわして来たかに見らるる。やがての、仁和寺の行幸には、心ゆくばかり、馳け競うて、春の口惜しさをそそぎ、かたがたとともに、快を叫びたいと存ずる。――まずもって、その青毛が、どのように、良くなったか、御酒興までに、御覧ぜられたい』