일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

薙刀を持ちかえて、

『おういっ、木工助。顔を貸せい』

と、遠いうしろの、家貞をさしまねいた。

『おれはな、ちょっと、上西門院まで行ってくるぞ。辻立ちも、今夕までだが、その間、ここを頼むぞ』

『上西門院へ。はて、何しに、あなた様が』

『くさいのだよ。じじ、あの内が』

『お止めなされ……』と木工助家貞は、顔を皺めて横に振った。『――場所が悪うござりまする。内親王さまのお住居を、窺うたなどと聞こえては』

『かまわぬ、何も、その御方を、お疑いしてゆくわけじゃない』

『――が、何事にまれ、院と朝廷とのお間は、ささたることも、間違うと、思いのほかな大事にたちいたりやすいこと。おわきまえで、ございましょうが。構えて、足ぶみせぬが、賢うござりますわい』

『いやいや、おれは行く。聞けば、衛府の輩は、おれたちの迂を嘲い、自分らの手で捕ってみせるといいおるそうな。――意地でもある。盛遠は、この手で、捕えてみせたいところだ。盛遠もまた、どうせ捕まるなら、おれの手にかかりたいと念じているやもしれぬ』

あやぶむ木工助を、眼の外に、かれは持ちまえの幻覚に熱していた。大きな耳たぶが、血ぶくろみたいに、赤くなるときがそれである。