후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
しん・へいけものがたり
新・平家物語
吉川 英治
吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면
ここにも、衛府の侍が、辻立ちしていた。天皇と上皇のおん仲の冷やかさを映じて、武者仲間にも対立がある。――“雑武者”が癪だったにちがいない。清盛は、大きな眼で、大勢を迎えた。
どんな用でも、たれであろうと、ここは、通るを、ゆるさない。
もと、仕え人だった者が、街で事件をひき起こした。そのため、あらぬ疑惑を上西門院に向けられては、内親王へ、おそれ多い。――帰り給え、戻れ――と、衛府の侍たちは、名も問わず、用件も糾さず、ただ、さえぎった。
『いや、罷り通る』――肯く男ではない。清盛も、頑張った。
『そこの侍所まで、火急な用のあって、参らねばならぬ者』
と、まゆを昂く示し、
『いわでも、お分かりだろうが、鳥羽院の臣でござる。なんで、内親王さまに、御迷惑をおよぼすようなことを――』と、理屈をこねた。性来、はなはだ理屈ベタのかれである。その不得手をこねようとすると、顔ばかり染まり、いたずらに筋肉が隆起し、何か、精悍をあらわすのであった。いやに戦闘的な男とは、当然、誤解されやすい。
揉め始めた。――かれひとりと、十四、五人とで。
すると、上将らしい年配の武者が見まわって来た。