일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

ころげ落ちた清盛の古烏帽子を拾いあげて、その人の手に返しながら、木工助はなお、嗅ぎ撫でるように、かれのすがたを見まわした。

『もしや、喧嘩のちまたにでもと、取り越し苦労の限りもなく、寝よと、大殿に申されても、寝られたことではござりませなんだ。……でもまあ、ようこそ、ようこそ』

真実、木工助は、眼をほそめて、安堵によろこびほぐれている態だった。それだけになお、清盛は、かれの顔を、まともに見ることができなかった。

父は、寝ているか。まだ起きておられるか。

母は、どうしている?

清盛の心配は、ただそこにあったが、木工助は、かれのたずねもまたず、こう、なだめた。

『さ。何も、お案じなされずに、そっと、臥床へお入りなされませ。すぐ、寝屋のお内へ』

『いいのか、じじ。……父上のお居間へ、伺わなくても』

『あすの朝。御きげんを見て、じじも一しょに、お詫びに出ましょうほどに』

『でも、怒って、おいでだろうな。わしの帰りの、おそいのを』

『もとより、御立腹には見えました。宵のころ、木工助やあると、ただならぬ御気色で。……彼奴め、どこを、遊びほうけているやら、塩小路なと見てまいれ……との仰せに、じじめが、心得申して、ほどよう、取りつくろうておきました』