일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

――まさに、仏教の繁昌は、南、菩提樹林の熱帯の国から、大唐大陸を経て、いまや四季の国、歌の国のここ日本の地に移り咲いて、らんまんたる浄土天国が顕現されているようにさえ――眼には、見えもするのであった。

かつは、皇室にも、御慶事が多かった。

皇太子重仁が、お生まれになった。

お若い崇徳帝には、はやくも、父となられたのである。

ところが、帝の父、鳥羽上皇もまた、寵姫藤原得子(美福門院)とのあいだに、皇子体仁の誕生をみられた。

上皇の御意志で、皇太子重仁は、親王におかれ、体仁親王をたてて、皇太子とされた。

当然。崇徳のおこころは、安らかでない。

もっと、複雑で、おつらいのは、待賢門院(藤原璋子)の皇太后としての、お立場だった。

こうした宮中のうごきも微妙。社会情勢も多事。総じて、世上はなんとなく、騒がしいものがあったので、鳥羽上皇は一、二度ならず、今出川の忠盛の許へ、ひそかなお使いを立てられて、

『出仕せよ。顔を見せよ』と、促された。

忠盛が、再度、院庭に仕え始めたのは、孫の重盛が生まれたその年であった。翌年には、官位も五位の刑部少輔に挙げられ、子息清盛にも、昇官の内旨があるなど、久しい貧乏平氏にも、このところ、吉事がつづいた。