일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しん・へいけものがたり

新・平家物語

吉川 英治

吉川 英治의 新・平家物語(しん・へいけものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 123,012자 · 245화면

아오조라 문고

『もう、もう……。さきほどのようなお悩みは、ふっつり、夢の中へ、忘れはてておしまいなされい。たとえ、真の父御が、たれであろうと、和子様だけは、まちがいなく、一個の男の児ではおわさぬか。手も脚も、片輪じゃおざらぬ。こころを太ぶとと、おもちなされい。天地を父母とお思いなされや。のう……それで、よいでは御座りませぬかや』

『じじ。うるさいよ。……もう去ねやい。おれも、考えないで、眠るから』

『おお、さすがは、さすがは。それでじじも安堵いたしましたわい。……では』

木工助は、もいちど、かれの寝顔へ礼儀をして、あとへいざった。そして、室の外から、そろりと、帳を垂れて、立ち去った。

――それから、どれくらいな時間を、熟睡したことか。

何しろ、寝たとなれば、いつも、正体なしの、清盛だった。

『……兄者人。……兄者人』

たれかに、ゆり起こされて、清盛は、しぶい瞼を、やっとあけた。小蔀の陽ざしでは、もう午ちかいように思える。

弟の、経盛であった。

兄のずぼらとちがって、公卿の子みたいに、神経質なその弟が、一そう深刻そうなまゆを近よせて、さっきから、起こしていたらしいのだ。