후리가나로 읽는 일본 고전
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たわらとうだ
日本の英雄伝説
楠山 正雄
楠山 正雄의 日本の英雄伝説(たわらとうだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,666자 · 84화면
さて翌年の正月元日の朝、お妃はいつものように御殿の中を歩きながら、お厩の戸口までいらっしゃいますと、にわかにお産気がついて、そこへ安々と美しい男の御子をお生みおとしになりました。召使いの女官たちは大さわぎをして、赤さんの皇子を抱いて御産屋へお連れしますと、御殿の中は急に金色の光でかっと明るくなりました。そして皇子のお体からは、それはそれは不思議なかんばしい香りがぷんぷん立ちました。
お厩の戸の前でお生まれになったというので、皇子のお名を厩戸皇子と申し上げました。後に皇太子にお立ちになって、聖徳太子と申し上げるのはこの皇子のことでございます。
二
さて太子はお生まれになって四月めには、もうずんずんお口をお利きになりました。明くる年の二月十五日は、お釈迦さまのお亡くなりになった御涅槃の日でしたが、二歳になったばかりの太子は、かわいらしい両手をお合わせになり、西の方の空に向かって、
「南無釈迦仏。」
とお唱えになったので、おつきの人たちはみんなびっくりしてしまいました。
太子が六歳の時でした。はじめて朝鮮の国から、仏さまのお経をたくさん献上してまいりました。