후리가나로 읽는 일본 고전
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たわらとうだ
日本の英雄伝説
楠山 正雄
楠山 正雄의 日本の英雄伝説(たわらとうだ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 40,666자 · 84화면
鎮西八郎
一
八幡太郎義家から三代めの源氏の大将を六条判官為義といいました。為義はたいそうな子福者で、男の子供だけでも十四五人もありました。そのうちで一番上のにいさんの義朝は、頼朝や義経のおとうさんに当たる人で、なかなか強い大将でしたけれど、それよりももっと強い、それこそ先祖の八幡太郎に負けないほどの強い大将というのは、八男の鎮西八郎為朝でした。
なぜ為朝を鎮西八郎というかといいますと、それはこういうわけです。いったいこの為朝は子供のうちからほかの兄弟たちとは一人ちがって、体もずっと大きいし、力が強くって、勇気があって、世の中に何一つこわいというもののない少年でした。それに生まれつき弓を射ることがたいそう上手で、それこそ八幡太郎の生まれかわりだといわれるほどでした。それどころか、八幡太郎は弓の名人でしたけれど、人並みとちがった強い弓を引くということはなかったのですが、為朝は背の高さが七尺もあって、力の強い上に、腕が人並みより長く、とりわけ左の手が右の手より四寸も長かったものですから、並みの二倍もある強い弓に、二倍もある長い矢をつがえては引いたのです。