일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

しかも下働きの奴隷たちだけは別として、こうして今我々を呼び迎えに来ている姫の身近に仕えている侍女たちというのは、いずれも年の頃、十八、九から二十一、二くらいの美しい白人の美女ばかりだったのです。この美女たちがいずれも長い裳裾を曳き、薄い練絹の被衣を微風に嬲らせながら、擦れ違うとお互いに淑やかな会釈を交わしつつ、朝な夕なにこの芝生の中の遊歩道を我々のところへ食膳を捧げ持ってくる姿や、時にはたけたロゼリイス姫のお伴などをしながら、ゆらりゆらりと歩を運んでくる姿というものを、絵よりももっともっと美しいと、我々は感じていたことでありましたが、今日に限っては、この絵のような遊歩道で、行き逢う侍女もみんな悲しげな面持をして、眼を腫らしたのもあれば、今にも泣き出さんばかりの顔をしたのもあり、いつもは我々に逢うと、言葉はわからぬながらに、にこっと微笑む愛らしい侍女までが、今日はさながら挨拶を忘れたかのように、うな垂れながら通り過ぎてゆくのであります。いよいよ不思議な気がせずにはいられませんでした。そうして我々はようやく本邸の廊下へ足を踏み入れました。不断は賑やかに、大勢の奴隷たちが往き交っている本邸の中も、そこに奴隷たちの姿はありながら、そこはまったくいつもとは違って、何とも言えぬしめやかさ……常の日よりも一倍ざわめき