후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
選ばれたのであります。
函を拵えるのでありますが、釘鋲等を用うればその部分より腐蝕浸水しやすきため、一木の釘をも用いず、角々はことごとく古来よりこの国に伝うる組合せ式を用い、その組合せ式もまた六通りあり、その六通り中でも最も秘奥複雑なる方式の――我らはこの国でこれを何と称するかを知りませんが、我らの同僚たる一等船匠兵アイグナウ・ロトラァは、その専門眼より見て、この技法に感嘆し、故国において「隠蟻」と称する技法に似てもっと精妙なりと申しております。この「隠蟻」をもって角々を組み合せ、その技巧の妙を極め、堅牢無比なる、さながら今日の工学において隧道が外部より土砂の圧力が加わるほどますます堅牢になるごとく、この組立てによれば、浪に揉まるれば揉まるるほど、いよいよ引き緊って、堅牢性を発揮するであろうことを信ぜざるを得ないのであります。
かくしてでき上った第一の函に、浸水しても直に内部へ浸透せざるよう、さらに第二の函を嵌め込み、さらに第三の函を嵌め、その状あたかも今日欧州文明国の造船所において、艦艇を建造するに用うる手段と、まったく軌を一にせるを覚ゆるのであります。