후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
したがって一九一七年に海中に投ぜられましたこの函が二十九年間の歳月を海中に漂うてようやく到着いたしましたのが、我々の世界とこの大陸との持つ最初にして最後の消息でありまして、あたかも濃い霧の中からパッと一条の光が射して、一瞬にして、また元の霧の中へ消え去るように、この未知の大陸も再び永遠の霧の彼方に閉ざされてしまうのではあるまいかと考えますと、まことにそれが遺憾至極に存ぜられてならぬのであります。……大変長い話になりましたが、私の説明は、……ではこれくらいで!」記者諸君は原稿の整理に忙しくて、頭を下げただけであったが、
「どうも先生様、御苦労様でござりました。お陰様で、ようく飲み込めました。有難うござりました」と、事情もわからぬうちにこの金貨は我らのものとなりと遮二無二決議した村長はじめ村の有力者たちは、その決議の効力も何も忘れて、丁寧に挨拶した。そして開闢以来の珍事で、村の郵便局はヘコ垂れ切っているのであろうか。
「郵便局からのお知らせを皆様に申し上げまァす」と世話係が、大声を出して触れ歩いていた。
「局が混雑しておりますので、なるべく電信より電話での御送稿をお願い申し上げます。