후리가나로 읽는 일본 고전
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ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
家の方は主にカ氏とシャアとジャヴェリとで手分けして探しているらしいのであったが、恰好な家も見付からぬ間にいつか残暑も次第に過ぎて都門にようやく秋冷の気が漂う頃となってきた。その頃に困難を極めていた借家探しの方もやっと埒があいたらしく、まず希望どおりの家が赤坂の霊南坂付近に見付かったという話を聞いたのであった。ちょどまたその頃に太子一行の荷物や自動車も次便船で来、また王宮から太子専用の料理人やそのほか二、三人の下働きの従僕たちも日本へ着いたばかりの時分で、駿河台のヴァローダ商会はこれらの荷物や従僕たちで毎日ごった返す騒ぎを演じていた頃だったと覚えている。久しぶりに喜色満面で店へ訪ねてきたカ氏の話によれば、その借家というのは親日富豪として聞えた有名な某米人が贅を凝らして建てた和洋折衷の邸宅で、間数も二十幾つかあり広大な庭園も付き、太子も非常に気に入られた御様子だったということであった。取りあえず一年間の契約を結ぶこととして、家賃は三百八十円――年にですか月にですかとすんでのことで私は聞くところであったが、ナアニどっちにしたところで大した金額ではない。