일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ウニデスちょうりゅうのかなた

橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇

橘 外男

橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면

아오조라 문고

長い金髪をふさふさと掻き上げて、そこに花綵を巻いて、微風は袖を翻し、裳裾を靡かせ、しかもゆったりと腰に纏うた飾帯の金銀宝石が陽の光に煌いて、さながら、これも名彫刻から脱け出てきたような、匂わしい気品と香気とを漂わせているのであった。そして異国の軍隊の闖入してきた非常を告げるためか、市街のどこからか涼しい鐘の音がさっきから引っ切りなしに鳴り響いて、人出は刻々に増してくるらしい気配であった。

これらの群集に見守られて、さすがにルドウィッヒ大尉も鼻じろんだように、号令を憚った。そして兵員の末に至るまで、自分たちの一挙一動を注視しているこの両側の群集の雅やかさと気品とに気圧されたように、一語を発するものもないのであった。無言のうちに隊伍を組んで、銃を肩に吊りながら、大尉を先頭に、粛々として坂道を登り、大噴泉の周囲を廻って正面大階段の下に整列したが、我々がそこに二列横隊に並び終ると、それを待っていたかのように中央公会堂らしい円柱の陰に佇んでいた群集の中から静々と一人の老人が降りてきた。

やはり緩やかな外衣を着けていたが、長い白髭は両胸に垂れ、頭は禿げて、もうかなりの年配らしく、威厳あたりを払わんばかりの堂々たる人物であった。