후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ウニデスちょうりゅうのかなた
橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇
橘 外男
橘 外男의 橘外男ワンダーランド 幻想・伝奇小説篇(ウニデスちょうりゅうのかなた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 247,361자 · 483화면
たが、柔らかな褥を改めた卓上はすでにまったく清められて、新しい料理がまた、山のように並べられていた。
爽やかな菫の薫りが再び全室に撤き散らされ、七彩の虹を放った切籠硝子の大鉢に湛えた深紅の葡萄酒が、雪に冷やされながら、我らの席に就くのを待っているのであった。そうして侍女たちは再び装いを新たにして、薔薇の花弁を撤くべく用意を整えている……という歓を尽くした長夜の宴なのであったが、なんという奢侈優雅な生活であり、夢のように華麗な世界であったろうか! 世の中にはこんな優美な贅沢な生活も営み得るものであろうか! と、我々自身幾度自分の眼を疑ったかも知れなかったが、しかし決してこれは夢でもなければまた覚めながら我々自身の醸し出している幻覚でもないのであった。
確かに我ら自身がこの眼で見、この口で食らい、この鼻で嗅いでいるこの邸における現実、正銘の生活なのであった。しかも後日に至って知るところでは、これらの饗応もあながちに我々賓客を慰めんがための、特別の接待でもないのであった。すなわち、これが――この優雅な遊惰な贅沢な生活こそが――この都会における貴族たちの日常不断の生活ぶりなのであった。