후리가나로 읽는 일본 고전
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ひとうとうこうき
比島投降記
石川 欣一
石川 欣一의 比島投降記(ひとうとうこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,333자 · 134화면
として、戦闘はしていない上に、舟艇で直接アパリに着いたので、装具はたっぷり優秀なのを持っており、元気もよかった。これにくらべると、山の中を歩き廻った人達は、惨めなものである。この数名も、半分はすぐ病院へ入れた程弱っていた。それでも一行中の中尉と少尉とは、いくらかしゃんとしていたが、着いた翌日、M少佐の所へ若い将校が四、五人来て、収容所を見学し、質問したいことがあるが差支えないかとG中尉に申込んだ。G中尉は「紳士諸君がサード・ディグリー〔拷問〕さえやらなければ……」と冗談をいった上で、二人の日本側の将校を呼んだ。収容所を入ってすぐ左手の天幕を、我々は事務所にしていたので、そこに二人は現れた。長い机をへだててベンチと椅子若干。机の上にはルソン島の地図がひろげてあり、M少佐は机の一端に、僕は彼の右に坐り、米軍の将校達はその辺に立ったり坐ったりしていた。
伝令に導かれて入って来た二人は、どんな目にあうのか分らないので、オドオドしていたが、「お坐りなさい」とベンチに腰をかけさせ、シガレットなど渡してから「いつ、どこで、どんな戦闘をしたか」「その時の数はどのくらいだったか」