일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きゅうこんさんじゅうし

求婚三銃士

佐々木 邦

佐々木 邦의 求婚三銃士(きゅうこんさんじゅうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,326자 · 330화면

아오조라 문고

毒瓦斯の利き目

瀬戸君は昨今可なり形勢が好かったのである。溝淵閣下のところへ行けば、相変らずだと言っていても、それは閣下なり夫人なりに出動を願いたいからの駈引で、自分では遙かに吉川君と安達君を凌いでいる積りだった。手心が分って来た。佳子さんは頭の好い証明よりも軽い世間話を喜ぶ。修身講話よりも冗談の方が応接間に調和する。それで昨今は大いに心掛けている。

「佳子さん、面白いお話があるんですよ」

と瀬戸君は間もなく取りかゝった。

「何あに?」

「僕は今日は学校の帰りを校長のところへ引っ張られて、晩餐の御馳走になったものですから、もう少しで後れるところでした」

「丁度キッカリよ」

「その代り面白いお話を聞いて来ました。僕の方の校長は酒飲みです。或晩、酔っ払って、円タクに乗ったんです。乗ったと思うと、よろけて、もう一方の入口から外へ落ちてしまいました。酔っていると時間の長短が分らないんだそうです。もう家へ着いた積りで、『幾ら?』と運転手に訊きました。『一円』『宜しい』自動車は只儲けをして走って行ってしまいました。校長は元のところで頻りに家を探していました」

「秀逸ね」

「これで酔っても本性を違えないと言って自慢している先生ですから、恐れ入ります」