일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆしまもうで

湯島詣

泉 鏡花

泉 鏡花의 湯島詣(ゆしまもうで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,004자 · 122화면

아오조라 문고

(ちょいとどこへいらっしゃるの、)

一幅の赤い灯が、暗夜を劃して閃くなかに、がらくたの堆い荷車と、曳子の黒い姿を従えて立っていたのが、洋燈を持ったまま前へ出て、

(家を探してるんです。)と内心に激したれば声も鋭く答えたのである。

蝶吉は莞爾々々しながら、愛想よく仔細を尋ねて、

(そう、今日お引越なすったの、何でしょう、兵児帯をして、前垂を懸けた、肥った旦那と、襟のかかった素袷で、器量の可いかみさんとが居る内でしょう。そうなの、それじゃあついそこなんだわ。)といって、濡手拭で指をしてくれた。蝶吉はその長屋の表通の口入宿に居たのであった。

この口入宿の隣家は、小さな塩煎餅屋で、合角の花簪を内職にする表長屋との間に露地がある。そこを入ると突当が黒板塀。ついて右へ廻ると粋な格子戸の内に御神燈を釣したのがあるが、あらず、左へ向うと、いきなり縁側になって、奥の石垣が見透される板屋根の小家がある、そこが引越先であった。

この一廓は、柳にかくれ、松が枝に隔てられ、大屋根の陰になり、建連る二階家に遮られて、男坂の上からも見えず、矢場が取払われて後、鉄欄干から瞰下しても、直ぐ目の下であるのに、一棟の屋根も見えない、天神下のかくれ里。