후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆしまもうで
湯島詣
泉 鏡花
泉 鏡花의 湯島詣(ゆしまもうで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,004자 · 122화면
」
「待て、待て、少し待て。」と竜田は掌で卓子を押え、語を遮り、
「まあ待て、先方が七歳の時から仏蘭西で育ったんなら、手前どものは六歳の年紀から仲之町で育ったんです、もっとも唯今は数寄屋町に居りますがね。」
「竜田、」と留めた、梓は恥ずる色があった。
「可いよ、君、可いから言わしておけ、どうせ皆御存じなんだ。どうです、彼が仏蘭西で、学び、日本で得た、すべての学識と、その子爵たる財産と、家屋と、庭園と、十幾人の奴隷とだ。その言一句といえども忽にせず、一挙手一投足といえども謹んで、二十七歳の今日まで、旭の昇るがごとくに博し得た名誉とを、悉皆神月に捧げて、その妻となったのを、恩だというんなら、こっちにだってその一切に価するものがあるんだよ。」
哲学者は言を挟み、
「見たまえ、また竜田が例の笛と鼓を持出すからな、はははははは。」
「何を失敬な、」と哲学者をちょっと睨んで、
「そうさ、持出すが悪いか。先方じゃあ巴里で、麺麭を食ってバイブルを読んでいた時に、こっちじゃあ、雪の朝、顫えてるのを戸外へ突出されて、横笛の稽古をさせられたんだ。吹込む呼吸が強くなるためだといって抱主が、君、朝御飯も食べさせない、耐るもんか、寒い処を、笛を習ってる中に呼吸が続かぬから気絶するのが、毎朝のようだ、水を吹かけて生返らして、それから握飯の針のよう