후리가나로 읽는 일본 고전
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ゆしまもうで
湯島詣
泉 鏡花
泉 鏡花의 湯島詣(ゆしまもうで)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 62,004자 · 122화면
娘を大坂屋に預けて、その身葭町で弘めをしてから、じみちに稼ぎ稼ぎ借金をなし崩し、およそ五年ばかりで身脱をした、その間に世話をするものがあって、自前になって御神燈を出したが、可い抱妓の一人も置いてやろう、と言うものがあったけれども、母親はこれを己に鑑み、たといそうして所得が有って身代が出来た処で、汚れた金で蝶吉を救出しては、きっと末がよくあるまい。また二度の勤をしてますます深みへ落ちようも知れず、もとより抱妓を置く金で仲之町から引取って手許で稼がせる数ではなし。さればといって人の深切も、さすがに娘を落籍してくれるまでには到らなかったが、女腕で一人を過す片遑に端金を積立てても、なかなか蝶吉の体は買取られぬ。たとえばそれが出来るにせよ、母はもとより天道の大御心には協わぬ生立、自分の体を牲にして、そして神仏の手で、つまり幽冥の間に蝶吉の身を救ってやろう、いずれ母娘が、揃って泥水稼業というは、免れぬ前の世の因縁づく。罪滅のためだと思って母親の持った亭主は――間黒源兵衛――渾名を狂犬という、花川戸町の裏長屋に住む人入稼業、主に米屋の日傭取を世話する親仁。
渡者を振廻して処々の米屋に稼がしておく、お絹はその賃銭を集めに廻った。