일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こぞうのゆめ

潤一郎ラビリンスV――少年の王国

谷崎 潤一郎

谷崎 潤一郎의 潤一郎ラビリンスV――少年の王国(こぞうのゆめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 71,989자 · 144화면

아오조라 문고

全部で七十八場と云う長尺だが、まだまだやっと三十場しか済んで居ない。酔って居るのでどうやら辛抱が出来るものゝ、しらふであんなものを一時間も見せられたら、実際やり切れたものじゃない。不断はあんまり気が附かないが、斯うやって写真にして見ると、己はつく/″\、日本人の容貌の醜悪なのに愛憎が盡きる。彼等の歪んだ低い鼻、妙にトゲトゲした頬骨、蟹の足のように曲って居る脛、お盆のように扁平でいびつな顔面、何処を捜したって、一つとして人に快感を与えるような特徴なんかはありはしない。そうかと云って南洋や亜弗利加の蛮人のような、精悍な活気と体力とがあるのでもない。此の卑しい汚い矮小な人種が、己の同胞であるかと思うと、そうして自分もあんな姿をして居るのかと考えると、己は全く情なくなる。事に依ったら、内のお嬢さんのような美人は、日本人として例外の部に属するのだろう。

やっとの事で、「岩見重太郎」が大団圓を告げると、今度は西洋物の映畫が始まった。(“The Circus of Death”)―――死の曲馬とか何とか云う、伊太利の冒険写真であるが、しかし此の方は可なり面白く見て居られた。