일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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かせいへいだん

火星兵団

海野 十三

海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면

아오조라 문고

と、千二は、おどろきのこえをあげた。

ロロとルルとが、床のうえに、たおれているのだった。ああ、せっかく火星までもどって来たのにこの二人の貴族は、そのよろこびにもあわずに、気ぜつをしてしまったのか――と、びっくりしたが、ほんとうは、そうではなかった。そのとき千二の目のまえで、ロロとルルの胴中がぱっくり、たてに二つにわれたのだった。

「おや」

と、千二がまた目をみはるとたんに、その中からむくむくと立ちあがった二人の怪物の姿!

おお、その姿!

千二は、目をみはった。

ロロ公爵とルル公爵の死骸の上に立上った、二つの怪しい影!

「千二君、なにを、そんなに、おどろいているのですか」

と、その怪しい影の一つが言った。

「えっ」

と、千二は、胸をどきどきさせた。彼は、まだ気がつかないのだ。

すると、その怪しい影は、千二の方へ手をあげて、

「千二君。君は、わたしが誰であるか、まだわからないらしいね。わたしは、ロロ公爵だよ。そうして、こちらはルル公爵だ」

と言って、その怪しい影は、となりに立っているもう一つの怪しい影をゆびさした。

「えっ、ロロ公爵とルル公爵? ああ、そうだった。