후리가나로 읽는 일본 고전
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かせいへいだん
火星兵団
海野 十三
海野 十三의 火星兵団(かせいへいだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 307,889자 · 618화면
そう言えば、いつだか見た火星人のほんとうのすがたを、今やっと思い出しました。どうも、しつれいしました」
千二は、やっと、ロロ公爵とルル公爵とを思い出した。
「いや、わからなかったのは、むりはありませんよ。火星へ着いたというので、あなたがたは防寒服を着たり、酸素かぶとをつけたりしました。ところが、それと反対に、われわれは今まで着ていたきゅうくつな耐圧缶をぬいで、もとの、はだかになりました。たいへんらくになったので、よろこんでいますよ」
「なるほど、なるほど。あなた方と僕たちは、ちょうど、あべこべですね」
と、千二は、笑い出した。
火星人の背は、千二少年よりややひくいので、ロロ公爵と話をしていると、年下のこどもと話をしているような気がする。
そのあいだ、ルル公爵の方は、あいかわらず、だまっていたが、その時扉があいて、風がはいって来たので、ルル公爵は、ロロ公爵をふりかえって、言った。
「さあ、出かけましょうぜ」
ロロ公爵とルル公爵は、蟻田博士のところへ、わかれのあいさつにやって来た。
「蟻田博士、いろいろおせわになりましたが、それでは、これから出かけます」
「おお、いよいよお出かけかな。