후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ねこののみとりぶし
猫の蚤とり武士
国枝 史郎
国枝 史郎의 猫の蚤とり武士(ねこののみとりぶし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 185,496자 · 368화면
馬や牛や犬までが、前庭の隅に引き出されていた。
それよりの啼き声も賑やかであった。
昨夜浜松で騒動を起こし、同志の五十嵐右内を奪い、紀州藩士や井上家の家士と、戦い戦い戦いながら、民弥や菊女や萩丸をも加え、それでも一方の血路をひらき、明暦義党の面々は、一人の落伍者死者も出さず、この郷へ引きあげて来たのであった。
と、郷長佐原嘉門は、あらかじめ鵜の丸兵庫から、こうあることを聞かされていたので、少しも恐れず躊躇せず、ほとんど土兵、郷士として、日頃から充分訓練してある、郷民を屋敷へ招集し、今回の事情をくわしく語り、あくまで明暦義党の同志を、保護することを言明し、いずれご領主井上河内守様より、義党同志の引き渡しや、萩丸様の引き渡しなどを、武力を用いて強要するであろうが、その際には一同死を賭して、反抗するようにと決心をうながした。
郷民たちは誰一人として、反対しようとはしなかった。
一夜のうちに戦備をととのえ、やがて今日となったのである。
ご領主の兵と戦っては、千に一つの勝ち目もなく、青塚の郷は亡ぼされ、郷民は鏖殺されるのであったが、ここに一つだけ味方にとって、非常に有利なことがあった。