후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
戦歿後、しばらく中断状態にあった心神の恢復とともに芽出しはじめ、凄い相手をでも見つけるつもりで、彼女は新橋から芸者としての第一歩を踏み出したものであった。
政治によらず実業によらず、明治時代のいわゆる成功には新柳二橋の花柳界が必ず付き纏っており、政党花やかなりし過去はもちろん、今この時代になっても、上層の社交に欠くべからざるものは花柳界であり、新柳二橋の大宴会は絶えない現状であるが、下層階級の娘たちの虚栄も、大抵あの辺を根拠として発展したものらしかった。上層階級の空気を吸って来た民子が、良人に死に訣れ、胎児をも流した果てに、死から蘇って新橋へ身を投じたのも、あながち訳のわからぬ筋道でもないのであった。
しかし新橋や柳橋に左褄を取るものが、皆が皆まで玉の輿に乗るものとは限らず、今は世のなかの秩序も調って来たので、二号として顕要の人に囲われるか、料亭や待合の、主婦として、悪くすると逆様に金権者流から高利を搾られるくらいが落ちで、ずっと下積みになると、行き詰まれば借金の多いところから、保護法のない海外へ出るよりほかなく、肉を刻まれ骨を舐ぶられても訴えるところがなく、生きて還るのは珍らしい方とされた。