후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
、今更感ずるのだったが、やがて室へ盥をもち込み、手首や足をそっと洗うほどになり、がくつく足で段梯子を降り、新しい位牌にお線香をあげたりした。
ある時仏にも供え看護婦をもおごり、みんなで天丼を食べたことがあったが、それは仏が生前に食べたいと言うので、取ってみたが蓋を取って匂いをかいだばかりで食道はぴったり塞がり一箸も口へもって行くことができなかったのを思い出したからで、寝ついてからはずっと食慾がなかった。有田ドラッグの薬の空罐が幾つも残っており、薬がなくなると薬代をもらいに銀子の処へ往ったこともあった。
銀子が芳町へ出たての時分、母は彼女をつれて町の医者に診てもらったことがあったが、医者は母親を別室に呼び、不機嫌そうに、あんなになるまでうっちゃっておいて、今時分連れて来て何になると思うのかと叱るので、母はその瞬間から見切りをつけていた。
「なるべく滋養を取らせて、遊ばせておくよりほかないね。」
銀子も言っていたのだったが、ある時越後の親類の織元から、子供たちに送ってくれた銘仙を仕立てて着せた時の悦びも、思い出すと涙の種であった。唐人髷に結って死にたいと言っていたので、息を引き取ってから、母は頭を膝のうえに載せ、綺麗に髪を梳いて唐人髷に結いあげ、薄化粧をして口紅をつけたりした。