일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅくず

現代日本文学館8 徳田秋声

徳田 秋声

徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면

아오조라 문고

まだそのころは映画も思わせぶりたっぷりな弁士の説明づきで、スクリンに動く人間に声のないのも、ひどく表情を不自然なものにしていたので、庸三はわざわざ活動館へ入りたいとは思わなかったし、喫茶店にも興味がなかったが、子供とではたまにそういう処へも足を容れるのであった。

翌朝庸三は持越しの衝動的な気持で、駿河台の旅館街を彷徨していた。

ずっと以前に、別れてしまった妻を追跡して、日光辺の旅館を虱潰しに尋ねて、血眼で宿帳を調べてあるき、到頭その情人の姓名を突き留め、二人が泊まったという部屋まで見届けたという、友人の狂気じみた情痴に呆れたものだったが、今はそれも笑えなかった。機会次第では彼もどんな役割を演じかねないのであった。

まず取っつきの横町の小さな下宿屋を二三軒きいてみた。ちょうど女中が襷がけで拭き掃除に働いている時間だったが、ある家では刑事と見られた感じを受けた。支那の留学生の巣が、ごみごみしたその辺に軒を並べていた。

いい加減に切り揚げて、やがてその一区劃をぬけて、広い通りの旅館を二軒と、アパアト風の洋館を一軒当たってみたが、無駄であった。そして当てなしにぶらついているうちに、いつか小川町の広い電車通りへ出て来て、そこから神保町の方嚮へと歩くのだったが、その辺は不断通っていると、別に何の感じもないのだったが