후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
よく方々案内してくれた後取り子息が、とっくに死んでいたり、友達が騒いでいた娘もよそへ片づいて幾人かの母親になっていた。酒も呑めず弟子もいない庸三は、しばらくいるうちにすっかり孤独に陥って、酔って悪く絡まってくる友達を防禦するのに骨が折れ、神経がささくれ立ったように疲れて来たものだったが、今考えるとそれも過去の惨めな彼の姿であった。後になってみれば、今演っていることは、それよりももっと醜いものかも知れなかった。
葉子は着いた当座ここへ連れて来たことを感謝するように、そわそわした様子で、一ト風呂あびて来ると、例のガアゼの詰め替えをした後で、橋を渡ってこの温泉町を散歩した。町の中心へ来て、彼は小懐かしそうに四辺を見廻した。そして小体なある旅館の前に立ち止まると、
「ここに玉突き場があったものだ。主人は素敵な腕を持っていて、僕はその男にキュウをもつことから教わったんだが、幾日来ても物にならずじまいさ、君はつけるかい。」
「北海道では撞いたもんでしたけれど。あの時分は奥さん方のいろいろな社交もあって、ダンスなんかもやったものなのよ。S――さんの弟さんの農学士の人の奥さんに教わって。