일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅくず

現代日本文学館8 徳田秋声

徳田 秋声

徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면

아오조라 문고

その瞬間葉子は眉を寄せて叫んだ。

「見ちゃいやよ。」

もちろん庸三は一目見ただけで、そこを去ったのであったが、手術の後始末がすんで、葉子が病室へ搬びこまれてからも、長くは傍にいなかった。やがて不愉快な思いで彼は病院を辞した。そしてそれ以来二三日病院を見舞う気もしなかった。

庸三の足はしばしば例の川ぞいの家への向いた。ある書店でちょうど大量の出版が計画されたころで、彼もその一冊を頒けられることになっていたので、原稿を稼がない時でも、金の融通はついたので懐ろはそう寂しくはなかった。それにしても収穫の悪いのに慣れている彼の金の使いぶりは、神経的に吝々したもので、計算に暗いだけになお吝嗇たれていた。それにしても纏まった金を自分の懐ろにして、外へ出るということは、彼の生涯を通してかつて無いことであった。その日その日に追われながら、いきなりな仕事ばかりして来たのも、精根の続かない彼の弱い体としては仕方のないことかも知れなかったが、天性の怠けものでもあった。

「今夜のうちに、たとい一枚でも口を開けておおきになったら。」

幾日も幾日も気むずかしい顔をして、書き渋っている庸三の憂鬱そうな気分を劬りながら、妻はそう言って気を揉んでいたものだったが、庸三はぎりぎりのところまで追い詰められて来ると、仕方なし諦めの気持でペンを執るの