후리가나로 읽는 일본 고전
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しゅくず
現代日本文学館8 徳田秋声
徳田 秋声
徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면
、朝々の庭に霜柱のきらきらする外の寒さもしらずに、読んだり書いたりすることができた。それに日曜を除いては昼間は人気も少なかったが、夜分になると、勤め先きから帰って来る男女の若い外人が、一杯サルンに集まって来て、そう喧しくない程度で、楽しげな談笑をつづけていた。葉子は人の少ない時黒い羽織を着てよくそこへ入って行った。そして煖房の熱りから少し離れたところで、アメリカの流行雑誌などを見ていたものだが、外人たちの雰囲気も嫌いではなかった。
「先生……。」
彼女はそう言って、時々人気のない煖房の前へ彼を誘い出すこともあったが、大抵二人きりでいる部屋が気詰りになって来ると、うそうそ廊下へ出て行くのであった。庸三はK――博士とのなかを、朧げに感得していたものの、先きは人も知った人格者であり、尊いあたりへも伺候して、限りない光栄を担っている博士なので、もし葉子の嬌態に魅惑された人があるとしても、それは病院の他の若い人か、それとも、例の婦人雑誌の記者だろうかとも思ったり、または真実はやっぱり刀を執ってくれたK――博士のようにも想像されたりした。が、庸三も彼女の物質上のペトロンを失ったことに、多少の責任を感じてもいたし、物質的にまだ一度もこれという力を貸していないことに相当負け目も感じていたので、そんな点では決してぼんやりし