일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しゅくず

現代日本文学館8 徳田秋声

徳田 秋声

徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면

아오조라 문고

「実は庄治が金を卸して、少し無茶をやったんですがね。」

庄治は庸三の二男であった。

「いくらくらい?」

「五百円おろして、うち三百円を一晩に使っちゃったんですがね。」

「どこで使ったんだ。」

「吉原です。それも日本堤の交番から知らせがあったので、実は昨日小夜子さんと一緒に身元を証明して引き取って来たんですけれど、使い方が乱暴なので怪しいと睨まれたらしいんです。」

到頭そこまで来たかと、庸三もちょっと参った。彼から通帳を預かっていた庸太郎を責める気にもなれなかった。

ベルが鳴り響いたので、父子は上と下とに別れた。

その晩葉子を例の近所の旅館に残して、庸三は家へ帰ってみたが、庸太郎が用箪笥の引出しに仕舞っておいたという残りの二百円を見に行ってみると、それももう無かった。金の代りに赤インキで何やら書きつけた紙片が空の封筒のなかに入っていた。

「いや、またやられた。」

庸太郎は笑いながら紙片をもって来て庸三にも見せた。この金一時拝借します――赤い文字でそう書いてあった。

ついこのごろ、上の学校の入学試験を受けるはずの庄治が、ちょうど葉子も傍にいる時、庸三の前へやって来て、今の時代にこの上の学問の無駄なことと、学校に何の興味もないこととを訴えて、庸三がいくら繰りかえし言い聴かしてみても、主張を曲げようとしなかったその時の蒼白い