일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しゅくず

現代日本文学館8 徳田秋声

徳田 秋声

徳田 秋声의 現代日本文学館8 徳田秋声(しゅくず)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 327,364자 · 638화면

아오조라 문고

」

庸三はちびちび嘗めた葡萄酒に、いくらか陶然としていたが、その情景を想像して少し苛つき気味であった。

時間のたつのは迅かった、庸三は小遣を少しやって、十時ごろに彼女を還した。

しかしそんなことも一度や二度ではなかった。ある時は同時ごろに、その家へ行くこともあったが、ある時は三十分も待たされることもあった。ぽつねんと独り待っているうちに、初夏の軽い雨が降り出し、瑠璃色のタイルで張られた露台に置き駢べられた盆栽が、見る間に美しく濡れて行った。ここは汽車の音も間近に聞こえ、夜深には家を揺する貨車の響きもするのだったが、それさえ我慢すれば居心地は悪くなかった。時とすると、そのころ一年ばかりも小夜子と爛れ合っていた、大衆作家の同志が広間に陣取っていて、一晩中陽気に騒いでいることもあって、そういう時には葉子も庸三もいくらか警戒するのだったが、不断は気のおけない場所であった。葉子は途中で降り出されて髪を濡らしていたが、

「なかなか出て来る隙がなかったもんで、八百屋へ買いものに行くふりして、途中で捩ぎ放して来たの。あの人は私が先生にお金もらうことを、大変いやがってるの。