후리가나로 읽는 일본 고전
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いなかきょうし
田舎教師 他一編
田山 花袋
田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면
それがいかにも巧みなので、清三は体をくずして笑った。清三は荻生さんの無邪気でのんきなのがうらやましかった。
朝霧の深い朝もあった。野は秋ようやく逝かんとしてまた暑きこと一二日、柿赤く、蜜柑青しと、日記に書いた日もあった。秋雨はしだいに冷やかに、漆のあかく色づいたのが裏の林に見えて、前の銀杏の実は葉とともにしきりに落ちた。掃いても掃いても黄いろい銀杏の葉は散って積もる。清三は幼いころ故郷の寺で、遊び仲間の子供たちといっしょに、風の吹いた朝を待ちつけて、銀杏の実を拾ったことを思い出した。それがまだ昨日のように思われる。そこに現に子供の群れの中に自分もいっしょになって銀杏を拾っているような気もする。月日がいつの間にかたって、こうして昔のことを考える身となったことが不思議にさえ思われた。このごろは学校でオルガンに新曲を合わせてみることに興味をもって、琴の六段や長唄の賤機などをやってみることがある。鉄幹の「残照」は変ロ調の4/4でよく調子に合った。遅くまでかかって熱心に唱歌の楽譜を浄写した。
月の初めに、俸給の一部をさいて、枕時計を買ったので、このごろは朝はきまって七時には眼がさめる。