일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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いなかきょうし

田舎教師 他一編

田山 花袋

田山 花袋의 田舎教師 他一編(いなかきょうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 156,097자 · 312화면

아오조라 문고

店は息子に譲って、自分は家作を五軒ほど持って、老妻と二人で暮らしているというのんきな身分、釣と植木が大好きで、朝早く大きな麦稈帽子をかぶって、を下げて、釣竿を持って、霧の深い間から木槿の赤く白く見える垣の間の道を、てくてくと出かけて行く。そして日の暮れるころには、の中に金色をした鮒や鯉をゴチャゴチャ入れて帰って来る。店子はおりおり擂り鉢にみごとな鮒を入れてもらうことなどもある。釣に行かぬ時は、たいてい腰を曲げて盆栽や草花などを丹念にいじくっている。そうかといってべつにたいしたものがあるのでもない。楓に、欅に、檜に、蘇鉄ぐらいなものだが、それを内に入れたり出したりして、楽しみそうに眺めている。花壇にはいろいろ西洋種もまいて、天竺牡丹や遊蝶草などが咲いている。コスモスもだいぶ大きくなった。また時には、はだしになって垣の隅の畠を一生懸命に耕していることなどもあった。

農繁休暇はなおしばし続いた。一週間で授業を始めてみたが、麦刈り養蚕田植えなどがまだすっかり終わらぬので、出席生徒の数は三分の一にも満たなかった。で、いま一週間休暇をつづけることにする。清三は午後は二階の風通しのいいところでよく昼寝をした。