후리가나로 읽는 일본 고전
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いしかりがわ
石狩川
本庄 陸男
本庄 陸男의 石狩川(いしかりがわ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 253,535자 · 506화면
――その侵略を目の前にして、またしても、こちらには対抗すべき一兵もなく、一艘の軍船も無いのだ。両国人雑居の条約を楯にとってねばり強い抗議を持ちこむより外に手はなかった。せめてそれくらいの手をつくさなければ、このアイヌらの真心にむくいることさえ出来まい。
シラヌシ、ソウヤの海峡を潮と風にまかせた土人舟で漕ぎ渡り、イシカリ川を一気にかけ下って来た。この浜の開拓出張所にあらわれたアイヌらの心根が、堀の心を波だたせるのだ。アイヌらは、掠奪された困憊を、ゆたかなひげを握りながらぽつりぽつりと語ったのであった。
クシュンコタンはカラフトの入口にあたる浜の部落であった。
それは北蝦夷の一番ふるい村を意味していた。あるいは、蝦夷本島の北海道から『越して来たアイノの村』の意であった。バッコドマリ、クシュンコタン、ポロアンドマリと三つの小部落が、高くもない丘によって区別され、凍えた冬のあいだの半年は水の涸れた谷川をそれぞれ抱いていた。漁猟のアイヌたちが海と山とを往来してしずかに生きていた。交易の和人はまン中の部落に足をとめ、番屋を建てて専ら土人と交誼をかさね、彼らの漁猟物を酒や木綿と交換し、つまり交易の利を独占していた。