일본어 읽기 연습

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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면

아오조라 문고

然るに実際直観という言葉によって理解されている通り、吾々にとっては直観は却って概念の――思惟の・反省の――根源として通用することが日常である。

処がリッケルトの科学論に於て、直観と概念とのこの対立は、一つの変容を受ける。というのは、彼に於てもその直観は概念に対立するが、直観自身がもはや単なる盲目なる内容ではなくして、すでに形式と結び付いた一つの内容を意味する。之に対応して概念も単なる空虚なる形式ではなくして、すでに内容と結び付いて形式となる。そしてそれにも拘らず前者は単なる内容の、後者は単なる形式の資格を得て、両者は相対立するのである。さてこの意味に於ける直観に於て与えられるものは事実(実在)である。まだ概念的――今述べられた意味に於ける概念的――な加工を経ない処の、そしてまだ科学的に構成されない処の、従って科学的認識に対立する処の事実(実在)がそれなのである。実在は科学的知識に対立する云わば常識的知識であるであろう。今カントのコペルニクス的テーゼによれば(吾々は一旦カントの立場に立っている筈であった)、認識は一般に実在の模写であることは出来ない。