후리가나로 읽는 일본 고전
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かがくほうほうろん
科学方法論
戸坂 潤
戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면
もしそうでなければ幾何学に於ける対象――幾何学的空間――はその理論的統一を失って成り立たなくなって了うであろう。幾何学の座標は単に計量の座標でしかあり得なかったから、そして計量とは経験的――物理的――測定ではなくして数と空間との先天的な対応に基くのであるから、是非こうなければならないわけである。処が物理学に於ける座標は正に測定の座標でなければならなかった。この場合座標の原点は、もはや計量の原点ではなくして、観察者が実際そこに立ち又は立つと考えられるその点に他ならない。そうすれば、例えば二人の観測者は全く他とは無関係に、その位置をかえる――運動する――ことが出来る筈であるから、一方の座標を他方の座標に変換することは、計量の座標に於ける場合と同じ意味では不可能である。前の場合に於ては座標の運動――原点の連続的推移――は顧る必要がなかった、之に反して今の場合は原点が運動し得なければならない。それ故一方の座標は他方の座標へ帰着しない、茲には少くとも二つの事実上独立な座標を認めることが絶対に必要である。甲観測者は自分自身の位置――その位置は連続的に推移しているかも知れない――に立って、乙観測者の原点を測定する。