일본어 읽기 연습

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かがくほうほうろん

科学方法論

戸坂 潤

戸坂 潤의 科学方法論(かがくほうほうろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 145,035자 · 284화면

아오조라 문고

それ故茲に於ける座標空間はもはや単に方法ではなくして対象でなければならないように見えるであろう。併し物理的空間はあくまで方法であることを已めることが出来ない。もしそうでなければ物理学者は測定や観測の地盤を有たない処の、通路なき空間の一つの形而上学的変態に面接しなければならなくなるであろうから。物理的空間は元来方法概念として成り立ったものに外ならない。而もそれに於て対象概念が発見されるのである。かくてこの場合に於て対象と考えられたものは実は方法の規定に外ならないことが約束されている。対象は研究の対象としての地盤を離れて運動し却って方法に於て自己を見出す。始め物理的構成を経ない間は物理学的研究の対象と見えた自然の空間的存在は、物理学的構成の極点に於て、方法としての空間――座標――として現われたであろう。この方法がなお矢張り対象の名に値いする理由をば私は今説明した処である。

方法概念の運動に平行して対象概念の運動を跡づけることが出来ることはかくして――尤も私は簡単に書くためにアナロギーに頼ったのであるが、――存在論的に理解される筈である。学問の性格をその対象に於て見出し、従って之に依って例えば学問の分類を企てることが、如何に必然的であるかは又、今まで述べて来た処から明らかであるに違いない。