후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
びしょうじょいちばんのり
美少女一番乗り
山本 周五郎
山本 周五郎의 美少女一番乗り(びしょうじょいちばんのり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 73,583자 · 149화면
それは立秋を過ぎて間のない、八月はじめのある日のことだった。
会津若松城下の崇伝寺へ、母の墓参に行った帰り道、小房は久しぶりに土岐六郎右衛門の屋敷を訪ねようとして、残暑の日射しを避けながら武家屋敷の方へ歩いていた。――土岐六郎右衛門は藩の侍大将で、市之丞と菊枝という二人の子がある。兄妹とも小房とは幼い頃からの友達で、殊に兄の市之丞とは幼い頃から親同志のあいだに許嫁の約束が結ばれた間柄であった。
小房が大松の辻へさしかかった時である。向こうから悪戯盛りの少年たち七、八名を伴れて、体の恐ろしく大きな、日に焼けた真っ黒な顔に眼ばかり光らせた武家の子が、往来狭しと押して来るのに会った。――それは鉄砲組頭林茂左衛門の倅大九郎といって、城下きっての悪童の大将である。
「おい待て、向こうから面白い奴が来る」
大九郎は早くも小房をみつけた。
「稗食いじゃないか」
「そうだ。おいみんな手を繋げ。円くなるんだ、――よし、あいつを巻いちゃえ!」
大九郎が命ずると、悪童たちはわっと鬨の声をあげながら、素早く小房の周りを取巻いてしまった。――そして、驚いて逃げようとするのを四方から小突きたてて、