후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(七)平次女難
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(七)平次女難(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 152,696자 · 310화면
――それにあの東作の仕事振りを、あっしはよく知っております。これは企みに企んだ上のことで、金を隠して、描き菊石を洗っていた日には、親分が踏込みなすっても、どうすることも出来ません」
「その時は手前が活証人になってくれるだろう。なア、彦兵衛」
「なれとおっしゃればなりますが、その代りあっしの素姓は明るみに曝されて、娘は死ぬほど焦がれても、増屋の嫁になれっこはありません――相対死を助けて貰っても、一人死をさせちゃ、かえって不憫じゃございませんか、親分」
「…………」
「三百八十両の金を取り戻し、徳之助とお富を無事に増屋に帰した上で、菊石の東作を縛るなり叩くなり、勝手になすっておくんなさい。ね、親分――銭形の親分さんを見込んで、この彦兵衛が一生に一度のお願いでございます」
いつの間にやら彦兵衛は、朝の大地の上に崩折れて、銭形平次を拝んでいたのです。
「よし、判った。たった三日、日限を切って待ってやろう。手前の改心を見届けた平次があの可愛らしい娘への土産代りだ」
「有難うございます、親分」
「いいよ、俺は拝まれるのはあんまり好きじゃねえ――大変な泥だぜ、仕様がねえなア」