일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ぜにがたへいじとりものひかえ

銭形平次捕物控(二)八人芸の女

野村 胡堂

野村 胡堂의 銭形平次捕物控(二)八人芸の女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,562자 · 291화면

아오조라 문고

がこの辺へ入込むようじゃ放っちゃおけねえ。行ってみようか」

「そう来るだろうと思って、まだ草履も脱がずにいるんで」

二人は支度もそこそこ新石町へ飛んで行きました。

「疾風」というのは、その頃江戸中を顫え上がらせた兇賊で、人も害めず、戸障子も破らない代り、巧みに人の虚を衝いて、深夜の雨戸を開けさせて入り、抜刀で脅して有金を残らず渫って行く手際は、巧妙と言おうか、悪辣と言おうか、実に人も無気なるやり口だったのです。

最初は本所から、浅草下谷を荒らし、土地の御用聞をすっかり手古摺らせておりましたが、警戒が厳重で手も足も出なくなると、今度は河岸を変えて平次の縄張なる神田へ黒い手を伸して来たのでした。

「番頭さん、昨夜はお客様だったってネ」

「あっ、親分さん、もう御聞きで――」

「そりゃア渡世だもの」

平次は気のおけない微笑を浮べて、店先に腰を下ろしました。

大黒屋という、小体ながら表通りに店を張って、数代叩き上げた内福な呉服屋、番頭の佐吉は、内外一切の采配を揮っている、五十年配の白鼠だったのです。

「主人はあいにく休んでおります。――なアに大した事じゃございませんが、平常弱いところへ、昨夜はうんと脅かされましたんで、ヘエ」