후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(二)八人芸の女
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(二)八人芸の女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 144,562자 · 291화면
「入口に真新しい雪駄があったが、裏金を剥がして、表には泥足の跡が付いていた。足袋跣足になって履いた証拠だ、女や中気病みの仕業じゃねえ。それから、二階に羊羹色羽二重の紋付が畳んだままあったが、蔦の紋の上に白い糸屑が付いていたろう」
「…………」
ガラッ八にはそんな事が解りません。
「強盗に早変りの時、紋の上へ白い布を縫い付けて石持に見せたんだ」
「『疾風』が、大きく見えたり、小さく見えたりしたのは?」
「あの木村六弥というのは大変な男だ。据物斬は名人だし、その上体術は非凡だ。背を盗むことや、中腰で歩くことは何でもない」
「ヘエ――」
「だが、お島には一目も二目も置いていたよ。あれはえらい女だ。八人芸に身を落しているくせに、どこかピカピカするよ。もっとも本当は木村六弥は伯父でも何でもなく、六弥の弟が育てた身分ある者の娘だって話だ。母親が船の中で言おうとしたのは、その事だったんだ」
「な――る」
ガラッ八はすっかり感に堪えました。
断るまでもなく、三千両は平次の心覚えを辿って、南の奉行で引揚げ、盗られた筋にそれぞれ返してやりました。今ごろ品川の海なんかにはありません。