후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(六)結納の行方
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(六)結納の行方(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 142,597자 · 289화면
これでは手の付けようがありません。外の奉公人や、近所の人にも当ってみましたが、お春が花火を取りに家へ入ったのは知っていますが、勇太郎の誘拐された姿は誰も見た者はなかったのです。
勇太郎のよく知っている者が、遠くから誘いをかけて呼寄せたか、でなければ、煙のような姿のない曲者が、声も立てさせず、反抗もさせずにそっとさらって行ったと見る外はありません。
「まるで神隠しだ」
ガラッ八の八五郎も酸っぱい顔をして見せました。
「八、ここではこの上の手掛りはない。笹野の旦那にお願いして、縄張外だが、他の方を当ってみよう」
平次はそこからすぐ数寄屋橋の南町奉行所へ廻り、子さらいの記録を一応見せて貰いました。それによると江戸では昨今ですが、長崎や堺や大坂は随分前からあった事らしく、曲者がどうしても挙がらないばかりでなく、誘拐された少年少女が、それっきり死骸さえも現われないので、長崎奉行その他から、曲者の手口から、一切の始末書が、かなり詳しく公儀へ来ております。
平次は笹野新三郎に会って、その了解を得た上、その足ですぐ芝浦から品川へ廻りました。最初に子供をさらわれたのは、車町の酒屋で、お村という九つの娘、子柄の良いので評判だったのが、去年の秋のある日、浜へ行って遊んでいて行方不明になりました。