후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜにがたへいじとりものひかえ
銭形平次捕物控(十)金色の処女
野村 胡堂
野村 胡堂의 銭形平次捕物控(十)金色の処女(ぜにがたへいじとりものひかえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 137,868자 · 278화면
そこを出た二人。
「驚いたね、親分、お舟でなくお袖でなく、勘三郎でなきゃ、――流しの追剥か、気違いじゃありませんか」
ガラッ八はこんな事を言うのです。
「流しの追剥や気違いが、勘三郎の三尺をわざわざ用意するものかい」
「なるほどね」
「無駄を言わずに、お舟の家の近所の食物屋を一軒残らず当ってみるがいい。下女が房州へ帰っているというから、昨夜あたりは店屋物を取っているに違えねえ。蕎麦屋でも小料理屋でもいい、昨夜あたりお舟のところへ何か出前物を持込まなかったか、持込んだ時、お舟と和助が確かにいたか、それを訊き出すんだ、――それから、酒屋も訊いてみるんだぜ、いいか」
「心得ているよ、親分」
八五郎はポンと胸を叩きました。勘三郎の病気はニセでなく、三尺帯が勘三郎のに相違ないとすると、お曾与殺しの疑いは、真っ直ぐにお舟に掛るわけです。お舟と和助と口を合せて、不在証明を作らないとも限らないわけですから、平次はその裏をかいて、昨夜お舟の家を覗いた者を捜し出そうとするのです。
平次はガラッ八に別れて町の湯屋へ行きました。
「一と月ほど前に、勘三郎が白木の三尺を盗まれたそうだね」