후리가나로 읽는 일본 고전
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ずいひつ しんへいけ
随筆 新平家
吉川 英治
吉川 英治의 随筆 新平家(ずいひつ しんへいけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 213,575자 · 424화면
そうは聞いたが「さて、どうかな?」とぼくは思っている。もちろん両氏も、その根拠については、保証していない。
途中、市中の繁華街でちょっと降ろされる。
若松市一の漆器メーカーの店内から階上で、歴史ある会津漆器の製品を一覧する。多くは海外向けである。漆工芸の低調と不振は、この地方だけではないが、もう会津漆器はむかしの本質も新しい工夫も何もない。多少の感想はあるが、また酷評に聞えてはすまないから、ただ拝見にとどめておく。
村道を一時間ばかりで、福昌寺に着く。
からりと、静かな村。お寺へ曲がる田舎道の両側の家から、道のまん中へ、美味そうな柿が垂れ下がっている。「お食べ」といわないばかり、顔の先にあったが、まず慎む。
寺というより、お堂である。それも、洪水に流されて建て直したのか真新しい。ここの土や、あたりの草木を見ると、すぐ年々の出水が感じられる。むかしは、水郷であったのだろう。
住職は不在。だが間もなく、それに代る木野田清太郎老という七十余歳と、ねんねこで孫を負んぶした佐藤八三さんという二人の古老が現われ、じゅんじゅんと、金売り吉次の由来因縁を説明してくれ出した。