일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

まおうものがたり

魔王物語

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 魔王物語(まおうものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,506자 · 23화면

아오조라 문고

五

平太郎は微笑しながらまた己の寝床へ帰った。

新八郎は其の夜からまた病気になって枕があがらないようになった。

五

横新田と云う処に上田治太夫と云う知人が住んでいた。平太郎は其の月の十三日、用事が出来て治太夫の許へ往ったが、御馳走になって話しているうちに夜になったので帰って来た。

空には明るい月があった。平太郎は月を見ながらあるいた。路には三芳川と云う川が流れていた。平太郎は其の川の土手を通っていた。清い月の光は川の水に流れてきらきらと揺れていた。瀬に砕ける流れの音がざあざあと鳴るばかりで、四辺は寂然としていた。

壮い艶かしい女が俯向けになって、白い脛をあらわに草の中に倒れているのが眼に注いた。平太郎は驚いて傍へ寄って其の肩に手をかけた。

「もし、もし」

女はぐびぐびと肩を動かした。平太郎は続けて声をかけた。

「なんとせられた、お女中、お女中……」

女は顔をあげて恐ろしそうに見た。面長なな顔であった。

「私は布努村に住む稲生平太郎と申す武士じゃ、何も心配せらるることはない、何といたされた」

女は急いで坐りなおして衣裳の乱れをつくろいながら恥かしそうに云った。