轻读日语

轻松读懂日语经典作品

ja-reading.com

轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。

「もくせい」ごうのなぞ

中谷宇吉郎集 第六巻

中谷 宇吉郎

中谷宇吉郎『中谷宇吉郎集 第六巻』。同一底本的分册已合并为一书。收入:「もく星」号の謎、温泉2、海底の散歩、吉右衛門と神鳴、国際雪氷委員会のことなど、古代東洋への郷愁、身辺雑記、長岡と寺田、八戒に遭った話、亡び行く国土、牧野伸顕伯の思い出、湯川秀樹さんのこと、露伴先生と神仙道、私のふるさと、私の履歴書、ケリイさんのこと、コロラド通信。

N2 · 挑战 · 新字新假名 · 130,784 字 · 269 页

青空文庫

そういえば、歌舞伎の至芸などというものも、ひょっとしたら、それに類似したものかもしれない。

ところで、これと似たようなことが、神鳴嫌いの人にあれば、今までの科学では説明出来ないことがあっても、そう慌てるには及ばない。しかしこういう議論はすべて、本当に神鳴を予知する人があり、その予知の時期が説明可能の時間よりももっと前である場合が、もしあったならばという条件付の話である。

いささか、富籤でもし百万円当ったらどうしようかという心配に似ているようである。あるいはもっと確率の少ない話であるかもしれない。しかし神鳴嫌いで、雷雲がくるずっと前から頭が痛くなるという人のことは、ちょいちょい耳にする。しかもそういう人は、吉右衛門氏が一番いい例であるが、天才型または名人肌の人に多いようである。

誰か夏休みの鎖夏法の一つとして、ちょっと調べてみても面白いかもしれない。もっとも既に調べられた人があるかもしれないが。(昭和二十五年六月『文藝春秋』)