轻松读懂日语经典作品
ja-reading.com
轻松读懂日语,轻松阅读日语。在线阅读日语经典作品。支持在阅读过程中显示假名、查询生词、翻译句子。
ヨブきこうえん
ヨブ記講演
内村 鑑三
丸の内の大日本私立衛生会館における内村聖書研究会においてのヨブ記講義、1920(大正9)年4月25日~6月27日、9月12日~10月10日、10月24日、11月21日、12月19日
N2 · 挑战 · 新字新假名 · 92,828 字 · 185 页
われらは二十章以後の研究に当りては、上述の事を深く心に留めて置かねばならない。
◯二十章のゾパルの語は十八章のビルダデの語と同じく、悪しき人の滅亡を描いたものである。すなわちヨブの目下の惨苦及び来らんとする滅亡を以て悪の結果と断定したのであって、時代思想の罪とはいえ、いかにも峻酷であるといわねばならぬ。その中十九節に「こは彼れ(悪しき人をいう、暗にヨブを指す)貧しき者を虐げてこれを棄てたればなり、たとい家を奪いとるともこれを改め作る事を得ざらん」とあるが如き、貧者を虐げその家を奪う罪悪をヨブに帰したのであって、理不尽なる批難というべきである。
◯また二十四、二十五節の如きは文章美の点より注意すべき語である。「かれ鉄の器を避くれば銅の弓これを射透す、ここにおいてこれをその身より抜けば閃く簇その胆より出で来りて畏怖これに臨む」とある。これ神が悪人を撃ち給う事を比喩的に述べたのであって、その描くが如き書振の鮮かなること比類少きを思わしむる。
◯また二十七節には「天かれ(悪人)の罪を顕わし地興りて彼を攻めん」とある。これ十九章二十五節にあるヨブの言たる「われ知る我を贖う者は活く、後の日に彼必ず地の上に立たん」